新世紀エヴァンゲリオンANIMA 全機体全集

どうも、EVA Mark.06です。


エヴァンゲリオン 全機体全集 - NAVER まとめ
今回は、先日投稿したこちらのまとめでは紹介しきれなかった、小説『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』関連の機体を紹介したいと思います。

『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』とは
公式エヴァ作品シリーズ唯一の小説作品です。
山下いくとの作品で、新世紀エヴァンゲリオンの〈第弐拾四話終了時からの分岐ストーリー〉で、〈人類補完計画が発動されなかったルート〉の話となっています。
それなりにコアなファンなら知っている、エヴァンゲリオン最終号機などの機体はこちらで登場します。


・庵野エヴァ(原作・新劇場版)
・貞本エヴァ(漫画)

に続く、第3種の公式エヴァ、
・山下エヴァ(小説)

と、いうわけです。

小説『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』 - NAVER まとめ
詳しくはこちらのまとめをご覧ください。

機体の紹介の前に、このまとめのカバー画像であるANIMAのネルフについて紹介します。

ネルフJAPAN

特務機関NERV本部を組織解体し、その後再編された新組織。また、ネルフJAPANのマークは逆三角形を基本とした意匠に改められている。



ANIMAにおけるエヴァの特徴の一つ、それは、アニメ版のエヴァが「対使徒用」であるのに対し、ANIMAのエヴァは「対敵機用」として作られているということです。

ではさっそく、次ページからは『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』に登場する機体を紹介していきます。

エヴァンゲリオン初号機防塞閉所格闘戦仕様CQB装備

エヴァンゲリオン初号機にA.T.フィールドによる駆動系の補助など、使徒との戦訓から得た技術蓄積を導入した新型拘束具を装備、試験機から実戦型にリニューアルしたものがステージ2仕様だ。武装面では各部兵装ステーションに兵器との共有化も視野に入れた新規格レールシステムを導入、それにともないF型装甲装備との換装も可能となった。しかし、S2機関の出力は想定以上であり、初号機の機動を制限しかねないと思われたF型装備の質量も問題とならず、強固なA.T.フィールド装甲を常時展開可能なF型装備が通常装備同然となり、テスト以外でのB型装備での運用はほとんど実施されなかった。

エヴァンゲリオン初号機ステージ2・B型装備

S2機関を得た初号機に、使徒の戦闘から得た戦訓を元に開発した新型装甲や、戦略自衛隊の装備と互換性を持たせたバージョン。A.T.フィールドを用いた機動性の補助、F型装備との換装機能など様々な新機能を追加することはできたが、S2機関の出力は想定以上のものであり、機動性を阻害すると懸念されていたF型装備を装備しても何ら問題はなかった。それに加えて、F型装備の方が強固なA.T.フィールドを常時展開し続けることが出来るために換装の必要はないと判断され、F型装備を常時装備することと決定し、B型装備は実戦投入されなかった。

エヴァンゲリオン初号機F型

「A.T.フィールド偏向制御運用実験機」の俗称であり、複数の使徒級兵器による攻撃を想定して開発された機体。
機体全面にA.T.フィールドを展開する事で装甲を強化し、両肩にA.T.フィールド技術を応用した高出力指向性電撃投射兵器「インパクトボルト」を装備して攻撃力を増強している。

※インパクトボルト

A.T.フィールドによって発生させたエネルギーチャンバー内で、増幅した高出力の指向性電撃を発射し目標に叩きつける武装。

スーパーエヴァンゲリオン

「S2機関対応型初号機」の通称(葛城ミサトにより命名されており、その場にいたネルフJAPANの全職員が脱力したという)。S・エヴァと略される。

シンジの肉体と魂を取り込んで以来、彼の第2の肉体とも呼べる存在となった。コアの中に溶け込んでいた碇ユイの魂は初号機の中から去り、シンジがパイロットと制御役を兼任している。

形態を失い初号機と溶け合っていたシンジの心臓が、コアと融合していたS2機関と同化。S・エヴァのS2機関“心臓”はS・エヴァに物理法則すら捻じ曲げる驚異的な力を与え、この“心臓”は物語の中で重要な意味を持つことになる。惑星破壊級の超絶パワーを持ち、メガトン級のエネルギーをもってしても、S・エヴァの指一本すら傷付けることは不可能。



スーパーエヴァンゲリオン ヴォルテックス装備

後に画像のように「ヴォルテックス」装備が加わり、飛行能力を得る。

エヴァンゲリオン最終号機

最後のエヴァンゲリオン。サードインパクトのピークパワーを秘める。その名前はこれ以降エヴァの建造を必要としない世界になるようにと祈りを込めてS・エヴァ同様、葛城ミサトが命名した。

背中の中心から光の翼を放出でき、その翼が放出される衝撃で高速で飛行できる。プラグ部には小型ではあるがリリスと同様の結界空間があるためプラグの排出などはできない。
宇宙すら壊しかねない圧倒的な力を持つ、最強最後の福音(エヴァンゲリオン)。

詳細は今後投稿予定。

エヴァンゲリオン零号機F型

アルミサエル戦で大破し、試作零号機パーツで修復中の零号機にF型装甲を組み込むことで改造・再生した機体。

右腕部に超遠距離型A.T.フィールド兵器「天使の背骨」を装備している。その動力源となるA.T.フィールドを確保するため、右腕と右足を切除、右足部位に簡易義足を装着したため機動性が低く、狙撃専用機として運用されている。

F型装備の排除はできないが、その重装甲と天使の背骨の超長距離射撃能力により、零号機F型単機でのヤシマ作戦の再現が可能。


※天使の背骨

正式名称
「沈下型領界侵攻銃(フィールドシンカー)」。

浸食型に位相変位させたA.T.フィールドに重粒子を乗せ、その後に反発型のA.T.フィールドを展開。この時発生する強烈な反発力により重粒子を加速発射、着弾と同時に、重粒子が帯びたその侵食型位相転換A.T.フィールド(アンチA.T.フィールドのようなもの)が使徒等の発生するA.T.フィールドを瞬時に相殺、そして貫通撃破する、超長距離狙撃型の対フィールド兵器。

発射してから着弾までが実時間ゼロ(※後述)でこの時のエネルギーは限りなく無限大に近いと言える。

※実時間ゼロ

「実時間」とは、本来「即時」「同時」と同義だが、どうやらANIMAの文章では文脈的に「実際の所かかる/かかった時間」のような意味を持つようで、「実時間ゼロ」というのは「実時間」という言葉と同じ、「即時」「同時」という意味として捉えていい。物理的にどうなんだそれは…って感じだけど笑

しかしその後の設定紹介ではこの「実時間ゼロ」については特に触れていないし、後に登場する「悪魔の背骨」は同種の武器でも桁が違うらしく、ここに物理的矛盾が生じる(エヴァ物理は特殊だそうだから無視できるのかもしれないけど)ので、途中で設定が変更されているのかもしれない。

とはいえ、「天使の背骨」が飛ばすのは重粒子で、「悪魔の背骨」は重力子だそうだから、それだけで威力に違いは出そう。

エヴァンゲリオン零号機F型・アレゴリカ

零号機を拠点防衛用から汎用型に改装するため、飛行ユニットを兼ねる追加装備「アレゴリカ(※後述)」を装備した機体。天使の背骨はそのままに、機動性を高めている。右前脚は義足。

零号機F型の大きな弱点であった機動性の低さが解消されたため、非常に強力な機体と言える。

零号機試製II式改・領域制圧機「0・0EVA」

NERV本部攻防戦において捕縛された量産機に試作零号機パーツを移植し、実用化した3機の機体。

3機の機体の名前はそれぞれ「0・0EVAカトル機」「0・0EVAサンク機」「0・0EVAシス機」。

※NERV本部攻防戦

旧劇場版と同様に、活動限界を迎えた弐号機が量産機との戦いに敗れ、弐号機を中心とした補完計画の儀式が完成されかけていたその時、零号機F型と初号機F型が量産機を全て破壊して補完計画を妨害するも、地下のリリスはゲンドウらを呑み込む形で謎の黒い結界を展開、NERV本部は主要施設や重要人物を失うという結末を迎えた。



中軌道上に3機が位置し、常にそのうち1機が第三新東京市空域を攻撃可能範囲とする宙域に駐留する。軌道上からの、量産機より移植したS2機関の大出力を利用した高出力ガンマ線レーザー、「通称・ダモクレスの剣」による超遠距離射程射撃により2年にわたり日本本部への外敵の侵入を防いできた守りの要。

「0・0EVA」という名称は「零重力運用型エヴァンゲリオン零号機」の略称。

0・0EVAカトル機

三機の0・0EVAのうちカトル機は何者かによる制御系の汚染を受け、軌道上から墜落。

墜落事件の際にその外観を大きく変形させており、とさか状の頭部、右腕に取り込まれたガンマ線レーザー、胴体にS2機関が同化といった怪物的変貌をみせる。その胸には「QRシグナム」が確認されている。

地上ではパイロット未搭乗で自律行動しており、機体自体の構造も別物になっていると予想されている。さらにはエンジェルキャリヤー(※後述)を取り込んで翼まで獲得する。


※QRシグナム

鱗状の機関で、アルマロス(※後述)からエネルギーを量子ジャンプ供給されている。


画像はQRシグナムと、エンジェルキャリヤー1、エンジェルキャリヤー2、アルマロスである。

エヴァンゲリオン弐号機F型

弐号機のF型装備は、インパクトボルトなどの特殊兵装を取り去り、純粋に装甲強化のための装備として設計された。2振りの大型曲刀を装備し格闘戦に主眼を置いた設計がなされている。
他のF型シリーズに比べ、システムが単純であるために整備性は非常に良好で、現地で拘束具を変更することも可能といわれていたが、パイロットのシンクロ不調等の理由で調整がままならず、目されていた量産機戦への実戦投入はされなかった。

エヴァンゲリオン弐号機II式
暫定無線給電装備

NERV本部攻防戦時に中破した弐号機を40%新造して大改修した機体。頭部にロンギヌスの槍を受け、視神経の損傷復旧が見込めなかったため、四眼から双眼に変更されている。

動力系はアンビリカルケーブルによる有線供給を廃し、背部に巨大なエネルギー受信装置「レクテナ」を追加装備することで、新たにマイクロウェーブによる無線供給を導入し、機動性を向上させている。つまり、ケーブルなしで電力供給ができるため、S2機関を搭載したエヴァと同じく、実質的には活動限界がなくなった。

また、この折りたたみ式のマイクロ波給電レクテナは、宇宙に滞空する0・0EVAからの遠距離給電も視野に入れた設計がなされているが、本編では0・0EVAカトル機の墜落により地上施設型からの給電に限定されている。

第伍話ではアスカの機転でこのレクテナは攻撃にも使用された。


レクテナを外した状態


ロンギヌスの槍(コピー)を手に攻撃する2号機


マゴロックスソードを手に攻撃する2号機

エヴァンゲリオン弐号機II式・アレゴリカ
無限航続型強行偵察仕様 弐号機II式アレゴリカ

月面のアルマロス(※後述)を索敵殲滅するために先進技術をつぎ込んで改修された弐号機II式。

宇宙・月面に合わせたグレーのカラーリングだが顔面のみ赤色。アスカの好きな赤色に拘らなかったのはアスカの成長のしるしだろう。回復不可能と思われていた2つの眼の視神経が再生したため、四眼に戻っている。

通常は飛行ユニットを兼ねる追加装備「アレゴリカ(※後述)」を装備しており、戦闘時はアレゴリカユニットを切り離し、身軽な姿となって行動できる。

実はこっそり「FLY ME TO THE MOON」と書かれていて、これが実際に月に行くのだから洒落ている。


アレゴリカ装備を外した状態


※アレゴリカ装備

N2リアクターを複数基搭載し冗長性と大出力を確保。翼状のN2揚力場スラスターを利用した重力子制御システムにより、飛行・推進する。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』にて登場したAAAヴンダーの周辺で主機点火前に使われていた動力炉〔N2リアクター〕や〔浮遊技術〕はこのアレゴリック技術や6ぺージのヴォルテックス技術の設定を参考にしている可能性がある。
厳密には、N2リアクターはゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』のジェットアローン改の動力として初登場。

アスカエヴァ統合体(クリムゾンA1)

弐号機とアスカが月面でのアルマロス(※後述)との戦いの中で過去世界すべての生命情報を流し込まれた際、膨大な情報からアスカを守るべく弐号機が自身にアスカの生体情報を上書きし、統合した姿。

見た目もエヴァとアスカが混ざっており、エヴァというよりも「エヴァのコスプレをした女巨人」と言った方が適切な姿をしている。長い髪はアレゴリカユニットが変貌したもので、単独での飛行が可能。その見た目に反して、行動は物を知らぬ赤子のようなもので、戦車やライトなどに興味を示しては玩具のように扱っている。飛行能力と合わせてネルフJAPANのスタッフたちが手を焼く要因となっている。



エントリープラグなどは搭載されているが、その中にいたアスカは消滅している。
アレゴリカの時はグレーだった色が弐号機と同様に赤に戻っている(これを見てシンジは「やっぱり赤が好きなんじゃないか」と口にしている)。

便宜上の呼称として「クリムゾンA1」と名づけられているが、ヒカリから「アスカの自我を戻すため、アスカの名を呼んでほしい」と言われ、どのスタッフもアスカとして扱っている。

後に黒いリボンによって異空間に引きずり込まれて消息を絶つ。

エヴァンゲリオン・EUROII・ウルトビーズ

弐号機のテストベッドに用いられたボディを元に、N2リアクターなど、ケンスケからもたらされた弐号機アレゴリカの技術を一部流用(アレゴリックウイング)して建造されたヨーロッパ製のエヴァンゲリオン。パイロットはヒカリで、カラーリングは白。

エンジェルキャリヤー(※後述)のQRシグナムなどの技術も使用されており、主武装のランスの先端からはA.T.フィールドの発生も可能。

単体の戦力としては他のエヴァよりも劣るが、ユーロの地上部隊と連携をとることでS・エヴァを翻弄し、シンジを疲弊させることで勝利の一歩手前まで追い詰めたこともある(このときヒカリは洗脳されていた)。

機体からヒカリにアスカを助けるよう求める声があり、ヒカリはそれをアスカの母親の魂だと考えている。

USエヴァビースト/ウルフパック

人の姿を廃し、獣の姿を取るUSA製エヴァンゲリオン。

NERV本部攻防戦において捕縛された量産機の残骸がベースと見られ、QRシグナムの力で動く、四足歩行のエヴァ。パイロットはマリ。

パイロットとエヴァに組み込まれた動物因子の影響により、ウルフパック(群狼)の名の如く、複数生成したA.T.フィールド獣を群れの様に発生させる。

さらに幼生使徒ラミエルを内蔵していたエンジェルキャリヤー(※後述)のQRシグナムを喰らう事でラミエルの加粒子砲を獲得した。画像はその状態のもの。


『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』にてマリが使用した、裏コード「ザ・ビースト」による2号機の「獣化第2形態(第1種)」に似ている描写から、これを元にデザイン面で参考にしている可能性がある。

エンジェルキャリヤー

NERV本部攻防戦において捕縛され、その後行方不明になっていた量産機の残骸をベースにした機体。

腹部に繭状のコンテナを有し、内部に使徒の一部、幼生を有しており、その力を利用できる(サキエルであれば腕、レリエルであればディラックの海など)。ただし、使徒の確認反応である「パターン青」は検出されなかった。

コア(S2機関)やダミープラグは存在せず、体表にあるQRシグナムがエネルギー源と予測されている。

また、コアを持つ普通のエヴァが紅いモアレを閃かせるA.T.フィールドを使用するのに対し、エンジェルキャリヤーは淡いすみれ色の防護フィールドで自らを護り、攻撃にも使用している。このフィールドはA.T.フィールド並みに強力である。

一部形状が異なる個体が複数存在し、エンジェルキャリヤー2、エンジェルキャリヤー3などと呼称されている。
画像は「エンジェルキャリヤー2」。


腹部の繭内部にレリエルの一部を有していることで、ディラックの海を利用しているエンジェルキャリヤー2

アルマロス

月面に現れた謎の黒いエヴァンゲリオン。

体表には判読不明の線模様が浮かぶプレート・QRシグナムが多数ある。頭部には頭頂部に直列に並んだ2本の角、背後には後光のような金色の輪、眼には頭部全面を覆うゴーグルがあり下に双眼が隠れている。その体躯は初号機を超える巨大なもの(1.5倍)であり、初号機などに比べると遥かに巨大。背後に2枚のプレートを持つ。

人類を滅ぼすべく行動しているラスボス的存在。



月面に突き刺さったオリジナルのロンギヌスの槍を変異させ、「ロンギヌススフィア」を発生させた。
補完計画を免れた人類を再び無に帰すよう行動しているが、本機そのものに意思のようなものは無い。そのため、敵であるエヴァらがQRシグナムを取り込んでいても、それに力を送り続けている。

詳細は今後投稿予定。

※ロンギヌススフィア

アルマロスの投擲したロンギヌスの槍が地球軌道上で変形。その後に、地球を覆う形でA.T.フィールドを発生、地球自体の圧縮を始めた。地球は大規模な地殻異常に見舞われ、世界各国で大地震が勃発するなどの被害が続発した。

アルマロス(第二形態)
詳細は今後投稿予定。

ヴィクター(トーヴァート)
トーヴァートα
トーヴァートβ

アルマロスを守護する2体の黒い巨人。

サイズは初号機と変わらない。ネルフJAPANではヴィクター、ネルフEUROではトーヴァートと呼称される。

2機が背中のプレートを合わせる事で次元の扉を形成し、自在に出現する能力を持つ。1機が倒された際にアルマロスのプレートが1枚に減っており、何らかの繋がりがあると思われ、アルマロスのサブシステムと考えられている。鎧の内側は空洞であり、正確には‟エヴァ”ではない。

トーヴァートαはS・エヴァとの戦いで消滅するが、トーヴァートβはアルマロス討伐に向けて準備を整える人類の前に出現する。

トーヴァートβの心臓部にはS・エヴァから奪ったシンジの心臓が搭載されており、自らをシンジであるとして行動。S・エヴァおよびシンジに対し「身体を返せ」と呼びかける。

トーヴァートα1(クリムゾンA1)

アスカエヴァ統合体(クリムゾンA1)が、発掘された新装備の実験を行っていたところ、突如海中から現れた黒い触手状の物体によって異空間へと引きずりこまれる。

シンジの心臓を持つトーヴァートβをシンジと認識してその誘いに乗り、消滅したトーヴァートαの代わりにトーヴァートα1となった姿。ネルフJAPANではクリムゾンA1、ネルフEUROではトーヴァートα1と呼称される。

色が半分黒く変わり、後背にトーヴァートのプレートを持つ以外は大きな形態の変化はない。

シンジだと思い込んでいるトーヴァートβを守るように行動し、アスカエヴァ統合体の頃と振る舞いには大差がない。

戦略自衛隊・四式統合機兵「あかしま」
注)エヴァンゲリオンではないが、ANIMAに登場する機体として紹介する。

戦略自衛隊の対使徒兵器。J.A.シリーズの完成型、つまりあのジェットアローンの後継機である。

ネルフJAPANから技術供与を受けて完成し、陸戦兵器に勝る装甲と火器を有しながら、人型の二脚歩行戦車と空中機動の対地攻撃機の二形態を持つ全領域可変機動兵器である。N2リアクター搭載。

ジェットアローンには似ていない。

☆☆☆☆おまけ☆☆☆☆




さらに、ANIMAの元になったとも言える、小説『彼方の待ち人』に登場するエヴァンゲリオンを紹介したいと思います。

『彼方の待ち人』とは
それをなすもの―「新世紀エヴァンゲリオン」コンセプトデザインワークス (Newtype EVA BOOK)に収録されています。
TVシリーズ終了後、劇場版の制作にあたって山下いくとがシナリオアイデアとして庵野秀明に提出した劇場版オリジナル小説です。ただし、ANIMAとは違い“公式作品という扱いではない”です。
最後の使徒殲滅後に造られた「フォウチュン」と呼ばれるエヴァにより、世界規模の精神汚染が引き起こされた世界を舞台とする話となっています。


デザインワークス『それをなすもの』については、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』制作にあたってデザイン面で参考にされた事が庵野監督からも語られています。↓

庵野:
山下君たちのデザインワークスの『それをなすもの』に、色々と「自分ならこうする。今ならこうする」的なデザインが結構載っていて、よかったんです。新ネルフマークや新プログナイフ案もその中の一つで。
〈ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 全記録全集より〉

死神の背骨

沈下型領界侵攻銃(フィールドシンカー)とは、『彼方の待ち人』に登場するエヴァンゲリオンが使用する兵器。コードネームは「死神の背骨」。

『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』において「天使の背骨」「悪魔の背骨」というコードネームで復活している。

ユーロドイツネルフ支局により極秘裏に建造された。建造開始直後から、周りをある種の洗脳のように強力な精神汚染をし始めた。

また、基本原理はANIMAに登場する背骨と同じで、浸食型に位相変換したA.T.フィールドに加速した重粒子を乗せ、従来のA.T.フィールドの反発力によってさらに加速させ目標に到達させるものである。絶対の命中を保証された、対エヴァ兵器。

ただし、ANIMAの天使の背骨とは違い、これ自体が一機のエヴァのようなもので、動力源であるA.T.フィールドをこの銃の中に自ら発生させることができる。そのため、ANIMAの零号機F型が右腕と右足を切除したように動力源を確保する必要がない。この設定はANIMAの「悪魔の背骨」に引き継がれる。

文中では「エヴァさえ一撃で葬れる」となっている。

エヴァフォウチュン
EVA FORTUNE

死神の背骨と同じく、人間を洗脳して自らを建造させたエヴァ。自らを造らせた国(どこの国かは不明)を焼き払い、世界規模の精神汚染を始める。
捨て駒にされたアスカの精神を吸収、エヴァを喰らうなどする。

この‟エヴァフォウチュン”は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に登場したエヴァンゲリオン第13号機の元ネタになったとされる、両腕が胸の前で組まれた四本腕の機体デザインで描かれている。

今回はここまでです。
前回のまとめと合わせて、おそらくこれでほとんどの機体を紹介できたのではないかなと思います。

閲覧してくださった方、ありがとうございました。

このまとめの他にもエヴァに関する博士のノートがいくつかありますのでよろしければぜひご覧になってくださいm(_ _)m


参考 : https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エヴァンゲリオン_ANIMA

   http://dic.nicovideo.jp/t/a/新世紀エヴァンゲリオンanima

   新世紀エヴァンゲリオンANIMAヴィジュアルブック (DENGEKI HOBBY BOOKS)

   それをなすもの―「新世紀エヴァンゲリオン」コンセプトデザインワークス (Newtype EVA BOOK)

投稿:2017年10月18日

※注意
このまとめは、2015年~2017年にかけてLINE QユーザーのEVA Mark.06が博士のノートとして投稿したものを、2017年のLINE Qサービス終了に伴いNAVERまとめに再投稿したものです。

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