20年前の傑作『新世紀エヴァンゲリオンカードゲーム』とは!?

どうも、EVA Mark.06です。


みなさんはあの「エヴァンゲリオン」というアニメ作品に、トレーディングカードゲームが存在する事をご存知でしょうか。


2018年2月にはヱヴァンゲリヲン新劇場版を題材にした「ヱヴァンゲリヲン バトルリンク 」という新感覚のトレーディングカードゲームが新たに発売されますが、それとは別に、1998年にも新世紀エヴァンゲリオンを題材にしたトレーディングカードゲームが発売されていたのです。

Battle Link 公式サイト EVANGELION Battle Link ヱヴァンゲリヲンバトルリンク
「ヱヴァンゲリヲン バトルリンク」詳細はこちらから

※追記※ 2018/12/26にサポート終了


それこそが、今回紹介する『新世紀エヴァンゲリオンカードゲーム』というわけです。


ゲームの内容


このゲームはエヴァの複雑な人間関係を、ターンごとにキャラ同士の親密さを操作し、それに伴いカードの配置を変化させることにより再現しています。具体的には…


画像はなにも起きていない“普通の状態”とでも言いましょうか。この配置がターン中に変化することがあります。


変化した一例がこちら。シンジとミサトが親密な関係になり、カードが直接隣接しています。これにより、他のキャラが使用できるカードが増えたりします。


キャラの人間関係を操作し、使徒が現れればエヴァで戦闘。


その中で、プレイヤーは自らの持つ一枚の“補完カード”と呼ばれるカードに書かれた勝利条件の達成、つまり担当するキャラの“補完”を目指します。

カードと関連商品紹介



ここでカードのサイズをご紹介します。
タテ89㍉×ヨコ63㍉で、デュエルマスターズカードのサイズとほぼ一致します。


このカードゲームは1998年3月に第1弾、1998年8月に第2弾がそれぞれ発売されました。
画像の左側の二箱が第1弾、これはTVアニメ版のシーンが収録されています。
同じく画像右側の二箱が第2弾、これは劇場版のシーンが収録されています。


それではまず、スターターデッキ(すぐにプレイできる構築済みデッキ)をご紹介しましょう。先程説明した通り、左側の箱が第1弾、右側の箱が第2弾のものです。一箱に50枚のカードが封入されています。


スターターにはそれぞれ小さいオフィシャルルールブックが一冊同梱されています。
これまた普通のTCGと違って、このエヴァTCGのスターターはなんと、ランダムでカードが封入されています。ですので、同じ補完カードが封入されていても、デッキによっては中身が全く異なります。また、補完カードとは別に1デッキにつき必ず3枚のレアカードとメインキャラクターカードが6枚、メインエヴァカードが3枚が封入されています。


続いて第1弾のブースターパックをご紹介しましょう。この箱の中には…


このような10枚入りパックが15パック封入されていて、1パックにつき必ず1枚のレアカードが封入されています。


さらに第2弾のブースターパックのご紹介です。


第1弾のブースターパックと大きく変わった点はありません。


そして最後にこちらはコンプリートガイドブック。すべてのカードの重要度(五段階評価)や使い方、コンボ、ルール説明、サンプルデッキなどが収録されています。

その他


実際にプレイした時の様子はこちらの動画やブログからどうぞ。




以下のサイトでもこのゲームが紹介されています。



最後に


発売された当時、TCGに4人もの人数を確保するのはエヴァファンが多いといえど難しかったのかもしれません。そしてルールが複雑だということもあってあまり普及しなかったのでしょう。

また、このカードゲームは約20年前のものだということから、現在は入手困難なプレミアものです。仮にプレイしてみようとお思いになりましたら、まずはヤフオク辺りでスターターをいくつか購入してみましょう。中身は一部の決まりを除いてランダムです。同じ補完カードを含むデッキが2つ以上あったとしても、十分に楽しめるでしょう。


投稿:2017年12月31日

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